ヘルペスウィルスによる感染症で現在8種類のヘルペスウイルスが確認されています。大人だけでなく、子供もかかる病気で水ぼうそうなどがそれに当てはまります。病気にかかったら早めに病院に行きましょう。

皮膚病の一種であるヘルペスと感染

ヘルペスというのは、単純ヘルペスウイルスが感染したことが原因となって、さまざまな症状が起きる皮膚病の一種です。
感染した身体の部分によっても違いがありますが、たとえばくちびる、鼻の下、口の周囲などの皮膚や口のなかの粘膜などに感染した場合の口唇ヘルペスでは、こうした部分に小さな水ぶくれが発生して、痛みがあったり、かゆみがあったりします。
口唇ヘルペスは、子供のころにすでに発症してしまうことが多いため、このような皮膚病にかかった場合には、皮膚科で治療を受けるのがよいでしょう。
皮膚科にかかった場合には、検査でウイルスへの感染を確認ののち、抗ヘルペスウイルス薬とよばれる薬品が処方されることが多いといえます。
このような医薬品を服用すれば、体内でウイルスが遺伝子DNAを複製するはたらきが阻害されますので、5日程度もあれば症状が改善に向かい、その後患部にあった水ぶくれは消失して、かさぶたが落ちてはがれます。
いっぽう、ヘルペスには、性器や周辺に感染する性器ヘルペスとよばれるものがあり、出産時の母子の垂直感染などもなきにしもあらずですが、多くは大人になってからの性行為が原因となって感染するものです。
免疫がない人が大人になってからいきなり感染した場合には、皮膚症状のほか、38度以上の高熱が出たり、痛みや腫れが足の根元にあるリンパ節にまで及んだりといった、大規模なものとなってしまう場合があります。
これも性器や周辺の皮膚に水ぶくれがあらわれますが、皮膚病とはいっても、患部の位置が位置であるだけに、皮膚科というよりも、泌尿器科や婦人科などにかかってもよく、適切に治療をしてくれるはずです。
治療方法としては、やはり抗ヘルペスウイルス薬の投与ということが多く、錠剤タイプのほかにも、軟膏として患部に塗るタイプのものもあります。